脱毛にもいくつか方法がありますが、いわゆる永久脱毛といわれる脱毛は美容外科(病院・クリニック)でないと施術が受けられないというのはご存知ですか?
テレビCMなどでよく見るエステやサロンでの脱毛でも、もちろん綺麗になりますが、永久脱毛ではないので毛はまた生えてきます。
違いは何かというと、発毛組織(毛根・毛乳頭)を壊しているかどうかです。
永久脱毛は医療行為
実は発毛組織の破壊というのは医療行為にあたるので、お医者さんのいないエステやサロンではしてはいけないことなのです。
美容外科で行われる脱毛は、医療レーザー脱毛と呼ばれています。
レーザーの出力がとても高く、脱毛をより効率よく確実に行うことができるようになっています。
出力が高い分、痛みを伴うことが多いようですが、病院・クリニックは医療機関ですから、痛みに対しては麻酔等で対応しながらの施術になるので過度に恐れることはなさそうです。
またエステやサロンでの脱毛と同様に、毛周期のサイクルに合わせて脱毛を行うことが大切になります。
せっかく施術を受けるのなら、その都度その都度の脱毛で効果がきちんとある方がいいですよね。
ですから、通うとなると結構な期間になります。
最初は2~3か月おきに脱毛を行い、脱毛最終期に近づくと間隔が広がっていくのが一般的です。
全身脱毛の場合、最低でも1~2年は見ておかなくてはいけません。
さらに、病院・クリニックでの脱毛だから安心かというとそんなことはありません。
肌に強いレーザーを照射するわけですから、一番問題になるのがヤケドなどの肌に対するトラブルです。
適切な施術・処置をしてもらえないと、肌に色素沈着や炎症が起こったり、ヤケドの跡が残ってしまったりする場合があります。
病院、クリニック選びは慎重に!
病院・クリニックによって、脱毛に対する考え方や技術力、施術環境などには大きな違いがあります。
なので、きちんとカウンセリングを行い、脱毛リスクについてもしっかり説明をしてくれ、不安な点には的確に答えてくれる所を選ぶ必要があります。
美容外科での脱毛も業界間の競争があるため、安さを前面に打ち出している所もありますが、お値段だけに釣られて病院・クリニックを選ぶのはとても危険です。
自分のお肌を任せるのですから、自分が本当に安心できる所を選びましょう。
現代女性にとって、脱毛はエチケットのひとつになっています。
日頃の脱毛の悩みから解放してくれる、医療レーザー脱毛はやはり魅力的です。
施術を希望する人は、ぜひ下調べをしっかりしてから行くようにしましょう。