高校生くらいの頃、どうしても毛深い自分が嫌で仕方がなくて、でもサロンなどで脱毛を受けるお金もなかったので脱毛器のソイエを使用していました。
ドライ、ウェットとも使えるタイプのものでしたが、どちらで使うにもメリット、デメリットがありました。
というのも、ドライでの使用だと事前に保湿クリームなどで肌に潤いを与えていないと、肘や膝など乾燥しやすいところは皮膚にまで衝撃を与えてしまうのか、粉が吹いたようになって、床に毛だけでなく白い粉のようなものが散らばってしまっていました。
逆にウェットでの使用だと、皮膚を濡らすことで粉は吹かなくなりますが、かわりに毛が皮膚に張り付いてしまうので思うように脱毛してくれませんでした。
強く押し付けてしまったりタオルである程度水気を拭き取ってからやり直したりと、ドライの2倍3倍の時間と、どうにも手間がかかる印象でした。
ただ、その手間を理解した上で1台が動かなくなるまで使い続け、新シリーズに買い換えてからトータルで数年間使い続けたところ、ずいぶんと毛が薄くなったように思います。
さすがに生えてこなくなるとはいきませんが、毛根から引っこ抜くためか毛自体がだんだんと細くなって、目立たなくなりました。
たまに面倒で剃ってしまうことがあっても、以前みたいに「切り口です!」と自己主張するような黒いポツポツもできなくなり、堂々と半袖の日でも腕が上げられるようになりました。
バチバチと抜かれる痛みを週に何度も経験しないといけないのは辛いものがありましたが、お金のない中高生やムダ毛をコンプレックスに思う人には頼りがいのある商品だと思います。