若いころは今より脱毛サロンも普及しておらず、周りに脱毛サロンに通っている友人もいなかったため、カミソリ、毛抜きで自己処理をしていました。
特に夏場の脇の自己処理は非常にめんどうでした。
朝処理をしても、頑固な毛は夜には生えてきてしまいます。
なので、ノースリーブも着れる勇気はありません。
また、電車のつり革も夕方にはもう持てません。
毎日毎日寝る前に毛抜きで処理をして、大変苦労をしました。
しかし無理な自己処理で問題になってしまうのが、埋没毛や肌の黒ずみなどの肌トラブルです。
しかしカミソリと毛抜き以外で処理のしようがないので、トラブルは解消しないまま。
かわいい服を見つけても、ノースリーブだとあきらめないといけません。
埋没毛を無理に毛抜きで処理をして、血が出てしまうことも日常茶飯事。
いちばん恥ずかしかったのは、指毛を指摘されてしまったことです。
そんな細部まで、見ている方は見ているのですね。
それまで「ムダ毛処理」といえば、脇、手足、顔のみと思っていましたが、指の毛も処理をしなければいけないと気付いた高校生の青い思い出です。
社会人になったころから、ちょくちょく脱毛サロンが普及し始めました。
お試しコースで友人みんなでさっそく行きました。
しかし、誰も脱毛施術前は毛抜きで処理をしてはいけない、なんてことは知らず、処理をしてもらえずに帰ってきました。
「毛を生やしてからきてください」と言われ、毛抜きでの処理を我慢。
夏場だったので、うっかり腕をあげてしまい、慌てることもしばしば。
そうして現在ワキの脱毛処理を終えましたが、黒ずみもなくなり、夏場も楽に過ごせています。