デリケートゾーンの毛をセルフで処理するということはなかなか人にも聞けず、自身で解決へと結びつけられるように多くの方が悩むことかと思います。
そんな私もその一人でした。
人に聞くことが恥ずかしく、当時はネット検索もまだ苦手だったので、どのように自分で処理をすれば良いのかを悩んでいました。
私がデリケートゾーンの脱毛を気にし始めた時期は早く、小学6年生のときでした。
小学5年で生えはじめ、小学校の修学旅行のお風呂でクラスの子からからかわれたのが始まりです。
まだ脱毛の「だ」の字もわからない、そんななか手探りで「如何にして毛深い私から、普通の人と同じ私になるか」の模索が始まりました。
まず考えたのは、お風呂場で力づくで抜く、という乱暴なものでした。
毎日指でつまんでは抜くを繰り返しましたが、効果はあまりなく、痛さだけが残りました。
次に考えたのは、姉のシェービングを使うことでした。
長さを整えるなんてことは考えつかないので、ただひたすら剃りました。
何もつけずに。案の定、次の日は肌はカミソリ負けをしてヒリヒリとしました。
人より毛深いというデリケートな悩みは、姉や母には恥ずかしさから相談できず、形態もパソコンが普及していなかった為に調べることもできませんでした。
頭をひねり、薬局に行き、お金は無いがどういうものでみんなが毛の処理をしているのかを研究しました。
そして、石鹸を使用して肌を痛めにくくすること、シャンプーでなんとなく毛を洗い、少しでも清潔にすることを編み出しました。
今でこそ、やり方はネットで調べることが出来ますし、デリケートゾーンの脱毛は安くできるサロン等も多くありますが、当時の涙ぐましい努力を思うと、今の小学生で同じように悩んでる子がいたら手を差し伸べたくなります。