顔の産毛はホコリなどから守る役割がありますが、スキンケア方法が発展し顔の産毛を処理しても問題ないといわれるようになりました。
顔の産毛は細くて目立ちませんが、日本人は毛が黒いので産毛が生えているとくすんだ印象を与えます。
産毛は汚れをからめとる性質があるので、産毛にホコリやメイク汚れなどが付着してニキビの原因にもなります。
きちんと洗ったつもりでも、産毛の影響で毛穴の奥には汚れが残ってしまいます。
顔の産毛を処理すれば、肌がワントーン明るくなったり、ニキビや毛穴トラブルの解消が期待できます。
肌に大きな負担がかかる「脱毛テープ」
脱毛テープは一気に広範囲を脱毛できる便利な存在ですが、顔の脱毛には適していません。
脱毛テープは一気に毛を抜き取るため肌に大きな負担がかかります。
顔は体の他の部位に比べて肌がデリケートなので、脱毛テープを使用すると赤みが出るなどのトラブルにつながる恐れがあります。
テープをはがしたときに角質も一緒に摂り除かれて、バリア機能も低下します。バリア機能には紫外線などの外部刺激から肌を守る、肌内部の蒸発を防ぐ役割があります。
機能が低下すると紫外線の影響を強く受けてシミやシワができやすくなったり、肌内部の水分が逃げて乾燥しやすくなります。乾燥によるニキビ、くすみ、シワなどのトラブルにつながる恐れもあります。
「カミソリ」や「電気シェーバー」がおすすめ
カミソリでの脱毛も肌に負担がかかるので、使用には注意が必要です。
肌を保護せずにカミソリを使用すると角質がはがれてダメージが大きいので、脱毛前にたっぷりとクリームを塗って保護します。
毛の流れに沿ってカミソリを動かします。同じところを何度も剃ると負担になるので一度で剃るようにします。
古いカミソリは切れが悪く何度も同じところを剃ってしまうので、新しくて切れがよいカミソリを使用しましょう。
剃り終わったら濡れタオル拭き取ります。
脱毛後は肌が弱っているので、保湿クリームを塗って保護をします。
カミソリにはL字型とT字型がありますが、L字型の方が肌への負担は少ないです。
T字型は細かいところを処理するのに便利です。
頻繁に行うと肌トラブルの原因になるので、月に1~2回程度までにします。
「光脱毛」でわずらわしさから解放
<s脱毛のわずらわしさから解放されたいという方は、脱毛サロンで光脱毛を受けるのがおすすめです。
永久脱毛ではありませんが、毛の生え方がまばらになり脱毛の回数を減らすことができます。